近所のダイソーにレアな多肉がなくて、ツイッターのタイムラインで流れてくるダイソーに大和錦あった!とか超うらやましく眺めています。
こんにちは、もじゃさんです。
そんな感じで、手軽に手に入って見た目もかわいいし、手間もかからない多肉植物が人気ですよね。
園芸に長く親しんでいる方は割とすんなり育てられますが、園芸初心者の方だと育て方がうまくいかない、変な形に育つ、という悩みを多く聞きます。
広いお庭がなくてガーデニングができなくても、おうちの中にちょこんと飾ればお洒落なインテリアにもなる多肉植物。
どんなとこが原産地でどういう特徴があるか知っていれば、育て方も理解しやすく失敗も少なくなります。
慣れてきたら涼しげな器に入れて水耕栽培なんかもできてしまうすごいやつなんで、これはもう育て方をマスターするしかないっすね(`・ω・´)
サボテンや観葉植物に比べて少し癖がありますので、いろいろ育ててみてくださいませ。
それでは行ってみましょうε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
多肉植物とは?みんな大好き、かわいいやつら
多肉植物とは葉っぱや茎、根っこの中に水をいっぱい溜めておける植物のこと、あまり雨の降らないところやすごく暑いところでも生きていける植物です。
世界中の乾燥しているいろんなところにいます。
※たくさん自生している場所は、地図で赤く塗っています。
自然のままの種類は 15000 種類を超えていて、人間が見て楽しむように作ったものを合わせると20000種類を超えます。
水を体に取り込むチャンスが少ない地域で育つ多肉植物は、大事な水分の抜け出ていってしまうのを出来るだけ少なくするような形になっています。
また、茎や葉の表面につやつやになる成分を付けて水分が抜け出るのを防いだり、葉は厚く、丸くなったものや、茎が太く短いものや茎が球のようになり土の中にかくれているもの、
葉を細かい毛でおおい、きりや夜つゆを積極的に取り込もうと工夫している種類もいます。
このように、水分の少ない植物が育ちにくい場所でも生き抜けるように、さまざまな工夫をして、独自の進化を経た植物ともいえます。
日本原産の多肉植物の紹介
先ほどの地図のように暑くて乾いたところに原産地が集中していますが、四季の織り成す複雑な気候の日本でも多肉植物に属する植物は自生しています。
ただ、でっぷりぷっくりしている多肉さんとはちょっとこのなり草っぽいものが多いです。万年草系やベンケイソウ系のものが主です。
ミセバヤ
日本古来より親しまれている多年草です。各地に野生化していますが、現在では香川県小豆島の主に山地や谷あいの岩場にわずかに見られるものが唯一の自生といわれています。
ぼんぼりのような花を咲かせ、その花を見せたい!ということから「ミセバヤ」と名づけられたという説もあります。
タイトゴメ
海岸の岩場にコロニーを作って自生するバラ目ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草です。葉っぱは多肉質で緑色をしていて、夏ごろに小さな黄色い5 つの花びらを持つ花を咲かせます。
寒くなると休眠するので見るからにぎゅっと縮こまった姿になったり、見えなくなることがありますが枯れてはないので安心してください。春にちゃんと芽吹いてきます。
ツメレンゲ
暖かい地方の岩や屋根に生えていることが多いです。
葉っぱの生え方が仏像の台座(蓮華座)に似ており、葉っぱの先がとがっていて、その形が動物の爪に似ていることからツメレンゲと呼ばれるようになりました。
現在ではとても数が減っており、その理由の1つにわらぶき屋根の家が少なくなったからとも言われています。
子持ち蓮華
北海道や青森などの山地・海岸の岩場に生えています。
地面の近くをはって伸びるくきの先に子株を付けることからコモチ(子持ち)、葉っぱが重なって様子をハスの花にたとえたことからレンゲ(ハスの花のこと)と言い、コモチレンゲ(子持ち蓮華)という名前が付いたとされています。
雪や霜にも強く、冬越しもカンタンです。
育ち方の特徴
育ち方は原産地に由来していることが多いです。その土地でうまいこと生き抜くために生育期と休眠期を分けて生きています。
休眠期は、葉っぱも根っこも育つことをやめ、いわゆる動かない状態になります。この時期に水をざばざばば与えたり、肥料をこれでもかっと与えると
まあ、枯れます。
家の多肉が元気ないんです、という相談を受けることが多いですが、休眠期にいろいろお世話をして調子を崩すケースが多いですので、どんな時が休眠に気になるのか知っておきましょう。
夏型
クラッスラ 若緑
南アフリカなど熱帯地方原産で、夏に雨が多く降る場所に自生しています。春から秋にかけて生長し、夏の暑さに強く、冬に休眠するため「夏型種」と言います。
強い日射しを好み、20℃~30℃の高い気温でよく育ちます冬でも屋外で冬を越せる種もありますが、安全の為、室内に取り込んだ方が良いでしょう。
休眠中は水をあまりあげず、日の良く当たる場所に置いてください。
代表種は以下の通り
アガベ、アロエ、カランコエ、クラッスラ、コチレドン、ユーフォルビア、アボニア、パキポディウム、アデニウム。
冬型
オトンナ属 ルビーネックレス
高山などの気温の低い地域に自生しています。秋から春にかけて生長し、夏に休眠し、冬に生長が活発になるため、「冬型種」と言います。
夏の暑さが苦手で、5℃~20℃の気温でよく育ちます。
冬型種は夏型種に比べ、暑さと直射日光に弱いため、1 年を通して明るい日陰で育ててください。冬型種と言っても、それほど寒さに強いわけではないので、室内で冬を越してください。
代表種は以下の通り。
アエオニウム、オトンナ属、コノフィツム、セネキオ、ダドレア、フォーカリア、リトープス。
春秋型
アメリカ、メキシコ、ヨーロッパなどに自生しています。春と秋に生長が活発になるため「春秋型」と呼びます。
10℃~25℃の過ごしやすい季節によく生長し、夏と冬は休眠してしまいます。成長期の春と秋は日当たりが良く、風通しの良い場所に置いてください。
休眠中は体力の消耗を防ぐのが目的なので、乾いた土を湿らせる程度にしてください。休眠中の水のやりすぎは根腐れにつながります。
代表種は以下の通り。
アドロミスクス、エケベリア、オロスタキス、ガステリア、クラッスラ、グラプトペダルム、セダム、セネキオ、センペルビブム、ハオルチア、パキフィツム。
多肉植物の育て方のまとめ
体に溜めてある水分を上手に使って生きているため、たくさんの水を必要としません。小食さんなので、土の中が長時間多湿になるのが苦手です。
水やりや肥料など原産地のことを思い浮かべながら管理すると上手にいきますよ。
また、暑さや乾燥に耐えるために普通の植物は違う呼吸の仕方や栄養の作り方をします。
夜に葉っぱにある気孔という空気や水蒸気の通り穴開けて二酸化炭素を取り込んで、暑くて乾く昼間は気孔を閉じて水分が失われるのを避けながら二酸化炭素を糖やデンプンに合成します。
この特徴は多肉植物を育てるうえですごく大事なので覚えておいてください。
多肉植物の水やりについて
たまに毎日お水をたっぷり上げてます、という人がいるのですが、多肉植物は小食なのでそんなにあげなくても大丈夫ですよ。
水のあげすぎは徒長や根が腐ってしまう原因にもなりますので注意しましょう。
水やりは土がしっかり乾いてから5日くらいで乾ききるくらいの量を目安に水を与えます。使っている土の種類にもよりますが、土の量に対して水の量は半分くらいの量だと丁度良い感じになります。
ちなみに、根っこから吸い上げた水が葉先にいきわたるまで10 時間かかるので、普通の花のように萎れたものがすぐにシャキーンとしませんのでゆっくり眺めていましょう。
初心者が失敗しやすい季節の水やりについてのポイントが書かれた記事はこちら!
多肉植物への肥料のやり方
多肉植物は土に栄養の乏しい地域に自生していますので、観葉植物は鉢花のような濃さの肥料では根っこが傷んでしまいます。
なので、土作りをするときに土に混ぜるタイプの緩効型の肥料や元肥入りの培養土は必要ありません。土の全量に対して腐葉土を15%くらい混ぜれば十分です。
日頃の肥料やりは、春と秋に月一度くらい水やりの際に観葉植物用の液体肥料を2000 倍の希釈倍率で混ぜてあげれば十分です。
日当たり
熱くて乾いたところ原産ですが、夏の直射日光は苦手です。日差しの強いところに置くと葉が火傷してしまい枯れる原因になります。
室内で管理する場合は窓越しの明るい部屋が好みです。屋外だと、葉焼け防止のために夏の直射日光と西日を避けられるように遮光などの対策していれば、日当たりの良い場所でよいでしょう。
徒長しない育て方のコツ
水、肥料分、日光の植物に必要な栄養のバランスが崩れた時に、植物にプログラムされているアンバランスを解消しようという働きで姿がいびつになってしまう現象のことを徒長と言います。
水が多いときは葉っぱの大きさは変わらず茎が伸びます。肥料、特に窒素分が多いときは葉っぱがべローンと間延びしたように伸びます。
日光不足の時は、体を作るエネルギーがありませんので、先細りしていくように茎が間延びし円錐状になります。
一度徒長してしまった部分は戻りませんので、格好のよいところを残すように気って挿し芽で仕立て直しが必要になります。徒長しないためには良くお日様に当ててげることが重要です。
水と肥料分は多くても日光にたくさん当たることで消費量も増やせますが、日光は不足している場合補うのは難しいです。
飾りたい場所がちょっと薄暗い場合や明るい置き場がないは、水やりと肥料の量を控えめして、植物用のLED ライトで日光不足を補うと良いでしょう。
多肉植物の増やし方
多肉植物は、花で受粉するのが難しい厳しい気候の地域に自生しています。そのため、そんな地域でも増えることができるよう種で増える以外の方法がとても上手です。
いろんな植物には成長点という、植物のどんな部分にでもなれる細胞があるポイントがあります。多肉植物はほかの植物よりも成長点をたくさん持っていて、上手に使っています。
例えば、葉っぱは取れやすいですし、水を多く含んだ茎は簡単に折れてしまいます。
そんなときでも、
取れた葉っぱや折れた先から新しい根っこや葉っぱ、新芽などが生えてきて元通りの形に復活します。
そうして、同じ種類の多肉植物が周りに増えていき、花が受粉するチャンスを増やして次世代につなぐスタイルで繁栄してきました。
たくさん増やす、は多肉の醍醐味です!家じゅうを多肉だらけにして楽しみましょう!
増やし方1 挿し芽
挿し芽用カット苗のイメージ図
- 葉っぱ付きで茎をハサミでカットします。
- 葉っぱを少し取って、土に挿す部分を1cm くらい作ります。
- 1 週間ほど明るい日陰で切り口を乾燥させ、さらに1 週間たつと根っこが出てきます。
- お気に入りの鉢に水はけのよい土を入れて、多肉植物を植えます。
- その後明るい日陰で管理し、1週間後、元の場所で育ててください。
また、切った株からも新しい芽が出てきます。株の形がひょろひょろになって形がくずれてきたときも、この方法で元の姿に戻すことができます。
さし芽は茎が立ち上がる セダム、アエオニウム、クラッスラなどの種類がやりやすいです。
増やし方2 葉挿し
レディシアの葉挿しで子株が出た図
- 葉っぱを付け根から取り、1 週間ほど明るい日陰で切り口を乾かします。
- 2清潔な砂の上やキッチンペーパーの上に並べます。
- 2 週間から1 か月くらいで、根っこが出てきて次第に新しい葉っぱが出てきます。
- その後は「さし芽」同じです。
葉っぱはたくさん取ることができるので、たくさん増やしたいときにおすすめです。
葉さしにはエケベリア、ハオルチア、ガステリア、パキフィツムなどがおすすめです。
増やし方3 株分け
※ある種の多肉植物は、大きくなってくると茎から小株をたくさん出すようになります。
- 子株がある程度大きくなったら、植木鉢から親株をゆっくり取り出します。
- ついている子株を付け根から、丁寧に外します。
- 外した小株は、明るい日陰で1週間くらい切り口を乾かします。
- 1 週間から2 週間で根っこが出てきますので、新しい植木鉢に植えつけます。
- その後、1 週間くらいは明るい日陰で休ませてから、親株と同じ場所で管理します。
子株は大きくなっているので、一番安全な増やし方です。行う時期は成長期で気温や日光の強さが穏やかな時期に行るとよいですよ。
子株を出しやすいアロエ、アガベ、エケベリア、センぺルビブム、セダム、ハオルチアがやりやすいです。
多肉植物の植替えについて
植替えが必要なケースは大体以下の通りです。
- 成長して鉢が小さくなってしまったとき
- 根が伸びすぎて根詰まりを起こしてしまったとき
- 長期間同じ土で育てていて土が固くなったとき
- 土が傷んで根腐れや細菌由来の病気が出てしまったとき
1の場合について
植物は接触刺激で周りの状態等を感知します。
なので、鉢の縁が触れていると「あ、なんかぶつかってる。これ以上大きくならんとこ」と思い大きくなるのをやめます。
鉢の中も同様です。根っこが伸び切って鉢の中が窮屈になってきても地上部を大きくするのをやめます。
株を大きくしたい場合は一回り大きな鉢に植え替えましょう。
あまり大きくしたくない場合は、傷んだ根を取り除くのに併せて根の全形が一回り小さくなるくらいに余分な根をカットして、2~3日植えずに切り口を乾かしてから同じ大きさの鉢に植え直しましょう。
2の場合について
根詰まりが起こっていると、鉢の中が酸欠になりやすく、また、水を与えても全体に満遍なくいきわたらず水養分がきちんと吸収されず下葉が落ちていったり、茎の途中から根が出てきたりします。
根が伸びすぎて鉢の周りをぐるぐると周り根鉢が形成されます。植え替えるときには根がブチブチ切れないように優しくほぐしてあげて傷んだ根を取り除き一回り大きな鉢に植え替えましょう。
3の場合について
同じ土で長期間育てていると、土のフカフカの素の腐植が減っていきます。また、根からの分泌物が蓄積し土の微生物のバランスも崩れたりするので病気も発生しやすくなります。
こうなってくると土がバサバサしたりカチカチに固まってくるので生育に悪影響が出てきますので、土をすべて新しいものに替えて植え替えましょう。
4の場合について
根腐れの場合は、どれだけ根が傷んでいる過にもよりますが、ピンクや白色の生きている根がかなり残っているようであれば、傷んだ根を取り除き流水で洗って日陰の風通しの良いところで2~3日しっかり乾かします。
その後、土を新しくし同じ大きさの鉢に植えます。
根腐れがひどい場合は生きている根っこが少ないため鉢のサイズを小さくします。
根腐れの時は葉も少なくなることが多いので株の大きさの一回り大きいサイズの鉢を選びましょう。
フザリウム、リゾクトニア、軟腐病の原因菌など土壌を汚染する菌の感染が見られた場合、症状が軽度であれば殺菌剤を使い治療の方向で処置をします。
株の半分以上に症状が見られるような重症の場合は、残念ですがその株は諦めて鉢と土も併せて処分しましょう。
また、その周辺の株にも伝染している可能性が高いので症状が出ている場合は殺菌剤を使い、出ていない場合は銅剤などの予防剤を使います。
病気が出た場合の植替えは、取り除いた根や株を抜き出すときの土等の病気の株が触れていたものが他の鉢に入らないように気を付けましょう。
多肉の植替えの手順について
上記でいろんなケースの植替えるときの注意点やポイントを紹介しました。ここでは、植え替えるときの手順を紹介します。
株を鉢から抜くときは、鉢をばしばし叩いて中の土を動かし鉢から株が抜けやすくします。
根が土にがっしりと張ったまま引っこ抜くと根が切れますので注意しましょう。
バシバシたたいてもすぽっと抜けない場合は、割りばしなどの細い棒を鉢の縁に沿って差し込み土をはがします。古い土に良く起こります。
そうすると、まぁ大概の鉢がすぽんと抜けます。
1の場合の前向きな植替えについては、私の場合、元の土がついたまま新しい土にボンと入れることが多いです。株が健全で、根っこも張り過ぎず充実している状態で、です。
というのも、鉢の中に微生物も含め良好な環境が作られていることが多く、多肉は植替えを嫌い環境が急激に変わると生長と止めることがありますので、なるべく変わらないように元の土を残したまま鉢のサイズアップをします。
これは意見が分かれるところなので、私は全部変えたほうが調子が良い、という方はそれで良いと思います。
土の配合や、日ごろの水のやり方、肥料の配合や施肥のタイミングなども影響しますのでその人の多肉にあったやり方が良いです。
2~4の場合は土が傷んでいるので、全部新しい土に替えます。
新しい鉢の底にネットを敷き、底石を2cmくらい入れます。もじゃさんは4号鉢までは面倒くさいので底石敷かないです。5号以上になると鉢底の水の乾きが悪くなるので底石を入れます。
話を戻します。
株の根の生え際が鉢の縁から2cmくらい下の位置に来るように固定し、土を園芸用のスコップなどを使って周りから均一になるように入れていきます。
株元まで入ったところで鉢をパンパンと叩いたりトントンと揺すってみたりして土を均しましょう。少し土が下がると思います。
下がった分土を足して親指でグッグッと土を軽く押し込みます。
入れたばかりの土は落ち着いていないので、そのまま何もせずに水やりをすると土が沈み込んでしまいます。
思っていた以上に株が下の方に下がってしまい格好悪くなるばかりか縁が高くなることで風通しが悪くなり下葉が蒸れやすくなります。
それを防ぐために、土を入れたら根を傷つけない程度に押し込んで固めましょう。
植替えはこれで完了です。
植え替えた直後に水やりをする人もいれば1週間くらいはあげない人もいます。
私はどちらでもないんです。時と場合によります。
ハオルチアやガステリアなどの根の乾燥を嫌うものは植え替えてすぐに軽く水やりをします。
その他の多肉植物で、根がイキイキしていて株も元気そうな場合はすぐにはあげません。
株を抜いてみて根がしおしおしている場合は、植替え直後に水やりをします。
植替えしたときに、お前水欲しい?と聞いてみましょう。
慣れてくるとなんとなく分かります。知らんけど(´・ω・`)
最後に植替えのポイントなのですが、植替えは植物にとってかなり負担になる作業です。
根は人間でいうところの内臓にあたると考えています。人間が開腹手術をしたら入院して絶対安静ですよね。
自然界においては植替えというイベントは起こらないので植物はその備えができていないんです。
だから、病気や根詰まり、根腐れなどの緊急性が高い場合を除いて、なるべく負担の少ない時期に行うのが良いと思います。
成長期で丁度良い天気と温度の時にババッと作業すると植物も喜びますよ。
多肉に出やすい病害虫について
家庭菜園でもガーデニングでも何でもそうなんですが、生き物を扱うと必ずぶち当たるのが
病害虫。
とっても困ります。
手塩にかけて可愛く育てた多肉さんたちが、見るも無残な姿になることもしばしば。
植物ごとに傾向はあるので、多肉も出やすいものが分かっていれば事前に対策が取れます。出やすい害虫はしっかり覚えておきましょう。
出やすい害虫
- ハダニ
- コナカイガラムシ
- ナメクジ
- ヨトウムシ
ダニ、カイガラムシ、ナメクジ、ヨトウムシはそれぞれタイプが異なるので、それに合った農薬を準備する必要があります。
ベニカファインスプレーは幅広く効くので持っておいて損はないです。ただ、これだけでずっと対応するのはやめましょう。耐性を持った害虫が出て環境に甚大な被害を及ぼします。
出やすい病気
- スス病
- 灰色かび病
- 黒斑病(黒点病、黒星病)
- 軟腐病
こちらは細菌性のものなので、殺菌剤を用いて対処します。ボルドーZなどの有機銅剤は治療効果はあまり期待できませんが予防効果は絶大なので、病気の出やすい時期の前に散布しておくと良いです。
また、ウイルスによる矮化や黄斑は殺菌剤が効果ありませんのでウイルス病にかかったものがあった場合は速やかに処分しましょう。
多肉植物についてのまとめ
あ、これ私ですw
アンボイニクスの黄斑をゲットして嬉しかったやつです。
さて
多肉植物全般を通しての育て方のポイントを紹介しました。植物の育ち方は大体共通していますが、品種ごとで結構違う場合もあるので、育てる際にはいろいろ試してみてください。
やっぱり経験を積むことが、植物と仲良くなる近道です。
エアプランツのような特殊な着生植物、最近はやりの塊根植物などは多肉植物にカテゴライズされることもありますが、育て方は大きく異なります。まぁ、見た目全然違いますしね。
品種ごとの育て方について随時更新していきますので、ブログをチェックしてくださいね。育て方のリクエストとかありましたらお問い合わせやLINE@でメッセージくださいませ。
水やりや肥料のやり方、日当たりについてはちょっと独特ですが、慣れてくると手間かからないし、よく増えてくれますので生活の癒しになること間違いなしです。
植物と触れ合うと鬱も寛容してくるほど、心の疲れを取りリラックスさせてくれる効果があるといわれています。
多肉さんと楽しく生活を送れるように育て方のコツやポイントを知っておきましょう。
何かわからないことがありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございましたヾ(*´∀`*)ノ
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