ハオルチアの水耕栽培 しわしわの輸入アトロフスカミュータント錦を救った まとめ

ハオルチアの水耕栽培 しわしわの輸入アトロフスカミュータント錦を救った まとめ

どうも、多肉といえばもじゃさんです!

アトロフスカミュータント錦を水耕栽培を始めて約1か月が経ちましてその結果報告とまとめです。

前回までの記事はこちらです。

最終日には土耕のものと根の様子を比較してみました。

それでは行ってみましょう!

しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験 20日目

ここまでくると3日ではあまり変化が見られませんが、元気なようです。

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 19日目 根の勢いがすごい

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 19日目 正面から見てもぷりぷり

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 19日目 成長点の様子がおかしい

成長点から新しい葉っぱが出てきてむぎゅっとなっているのがちょっと不安。

成長点潰れないといいんだけど。。。

しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験 31日目

あまり変化が見られなかったのでぎゅーんと日にちを進めてみましょう。

根の長さは2倍くらいに伸びてきています。

ここまで回復すると赤い色素はもうほぼ見られません。

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 30日目 根の長さがすごい

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 30日目 正面から見た図

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 30日目 背面

成長点からも新しい葉っぱが伸びてきてうれしいのです。

しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験 32日目

最後に土耕のものと比べてみましょう。

土植えのものは大きさも一回り小さく、根も本数は6本ですがちょろんと短くしか生えていません。

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 31日目 土植えの別個体

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 31日目 土植えの別個体の根っこ

しなしながら、根の先端を見ると産毛みたいなものがしっかり生えています。ウッドチップが張り付いています。

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 31日目 土植えの別個体の根の先端

こうしたひげ根が土植えで水養分をたくさんするための戦略となっています。

植えてあるものを掘り起こすと、張り付いていたものが取れてしまうのであまり抜きたくなかったんですが、根の状態見たさの方が勝っていましたw

あと、株の形はよく知っているアトロフスカミュータントの形をしています。

土耕の方が締まったかっこいい形になりやすいかと思います。
 

一方、水耕栽培の方はというとこんな感じです。

根の本数は初期から変わらず3本です。根の長さは倍以上。障害物がないからまっすく伸びています

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 31日目 水耕栽培していた株の根の長さ

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 31日目 水耕栽培していた株の根の先端

先端はつるんとしています。掴まえる必要がないから。

これを土植えにするには、しばらく土を傷ませないように長い時間湿らせた状態をキープしないといけません。

乾燥には滅法弱いため萎れないよう、しばらくは腰水で管理することになると思います。

しかし、地上部がかなり充実してきているので、根がなくなっても新たに土植え用の根を生やす体力は十分にあります。

根をリセットしても大丈夫なはずです。

まぁ、この株はとにかく早く大きくしたいのでしばらくは植物用LEDライトを使って水耕栽培させます。

アトミューに使っていた植物用LEDライトの明るさについて

パソコンデスクの横に置いて観察しているため、ルーチェがコンパクトで本当に役立っています。

光源からの距離と明るさはこちらの記事で一度計っていてグラフにしていますが、今回は測定している機会が違うので参考程度に。

植物用LEDライトの光を照度計を使って測ってみた

今回はルーチェの肝ともいえるアクリル板を外して使用しておりますので、結構近くまで寄せられます。

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 30日目 ルーチェと株の距離感

光源が物差しの大体10㎝位のところにあって。株の中心は5.5cmくらいのところ。その差は4.5cm。

しわしわアトロフスカミュータント錦を水耕栽培で救う実験 30日目 ルーチェの明るさ測定

大体の距離感で計ってみると15,860ルクス。

ハオルチアを育てるには10000~20000ルクスといわれているのでちょうど良い明るさでした。

ちなみに今回使っている照度計はAmazonで2000円~3000円くらいで売っているものです。

光源の向きやちょっとした距離の違いで数値は大きく変わるので参考になれば幸いです。

ということでいったん水耕栽培の実験は終了となります。

しわしわのアトミュー錦を水耕栽培で救った まとめ

水耕栽培のメリットデメリットを箇条書きにしてみます。

メリット

  • 土植えで根が出せないような弱った株でも1か月で回復可能
  • 植物栽培ライトを併用することで早く成長させることができる

デメリット

  • 雑菌繁殖抑制のために水を頻繁に変える必要がある
    →暑いとき、液肥を入れた時は特に注意
  • 株の形がかっこ悪くなりやすい
  • そのまま土植えしても根が活着しづらい

 

デメリットというかリスクの部分ですね。

水耕栽培は水の状態が肝です。

水を換えないと雑菌が繁殖して根に詰まって水が上がらなくなるとか、根が腐るとかが起こります。

一度雑菌が大繁殖すると容器にもくっつきますので、水を換えただけでは処理しきれないことがあります。

白く濁ったり変なにおいがするときは容器を換えるか消毒しましょう。
 

あと、形がわくるなるのは無理やり水を吸わせて大きくしているので間延びした形になりやすいです。

これはライトに当ててあげることである程度抑制可能です。
 

根の状態は水耕栽培用で浸透圧が低いため土に植えると土の方が乾燥しており浸透圧が高いため、根から水分が出て行ってしまいます。

なので、乾燥に慣れるまでは根腐れさせないように湿度を保つ必要があります。

 

デメリットは慣れてしまえばどうってことないのでメリットしかなくなりますね、不思議!
 

輸入やメルカリ・ラクマ、ペイペイフリマなどのフリマアプリ、ヤフオクで珍しい多肉植物を買うこともあるかと思います。

届いたものの状態が悪くてもあきらめないで!

あきらめる前に水耕栽培にチャレンジしてみましょうヾ(*´∀`*)ノ

錦の難物でも1か月でここまで回復できたのだから、割と何でも行けそうですよね!
  シワシワアトミュー錦 実験結果

今回の記事がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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