葉先が水晶のように透けることからクリスタルプランツとも呼ばれています
少し前までは多少お高かったですが現在ではホームセンターでも気軽に購入できるくらいの価格になってきていますので、見かけたら連れて帰ってあげてくださいね^^
育て方が分からない!という人はこの記事を読めば必要なことが書いてありますので参考にしてください。
ハオルチアの概要
ロゼット状の葉が密に重なり葉先の窓が特徴の多年生草本の多肉植物です。以前はアロエ科に属していましたが、"花の形やその他特徴からススキノキ科ツルボラン亜科に分類されました。
学名のハオルチアの由来は、イギリスの植物学者、昆虫学者、甲殻類学者として知られるエイドリアン・ハーディ・ハワース(A. H. Haworth)にちなんでいます。
新種生物を多く発見し、ガの種 Celaena haworthiiをはじめ様々な生物に献名されているくらいすごい人なんですよ。
ちなみにハワースさんの誕生日は4月16日です。
さて、脱線しましたが、ハオルチアは暑くて簡素した地域の岩陰などに群生し自生しています。この環境に適応するために窓が発達したと考えられています。
通常は植物体が地面の中に埋まっており窓だけ地表からだし日光を葉の内部に取り入れ光合成をすることで暑さや蒸散、強光ストレスから身を守ります。ゆえに日光の少ない室内でもそこそこ元気に育ってくれるのです。
ハオルチアの基本情報
- 植物名
- ハオルチア
- 学名
- Haworthia
- 英名
- Haworthia
- 科名
- ススキノキ科ツルボラン亜科
- 属名
- ハオルチア属
- 原産地
- 南アフリカ
- 流通名
- クリスタルプラント、クリスタルプランツ、ハオルシア、ハウォルチア、ハウォルティア、ハワーシア
- 成長型
- 春秋型
- 花言葉
- 小さな愛
ハオルチアの育て方
耐寒性、耐乾性、見た目の可愛さバツグンで多肉を育てるのが初めての人にもオススメできるハオルチアなんですが、すりガラスのような透明な葉先と見た目の奇抜さから、なんかデリケートなんじゃないかとか、育てるの難しいんじゃないかと思われがちです。
ポイントさえ押さえてしまえば簡単です。というか手間かかんないっす。
交配も簡単にできますし、寄せ植えに使っても楽しいのでぜひ育て方を覚えて多肉ライフをワンランクアップさせてくださいね♪
軟葉系、硬葉系問わず生育管理の基本は共通していると思いますので、今回は全体的な栽培の管理方法を紹介します。
水やり
基本は「しっかり乾かしてからたっぷり与える」です。
土を満遍なく湿らせて注いだ水が流れ切った後、鉢を持ち上げた時にしっかり水の重さを感じることができればオッケーです(※鉢植えを想定しています。)
重要なのが長期間土が湿っていることが無いようにしましょう。
目安としては
春~秋 10日に1回 (土がしっかり乾いてから3日後くらい)
冬 14日から20日に1回
水の量は使っている土の種類にもよりますが、土の量の半分くらいの量をゆっくり注ぎしっかり浸み込ませるくらいが丁度良いと思います。
5日~7日くらいで完全に乾くとナイスなので、水をやった後に鉢を持って重さを確認したり割りばしを挿して湿らないか確認したりして、土の乾き具合を見ながら水の量を調整してください。
もじゃさんが水やりした後の乾き方を調べて水やりのタイミングを考察してみました。 ハオルチアを使って色んな植込み資材で水をあげた時の乾き具合を実験してみた!
軟葉系は比較的生育が旺盛で伸びる速度が速いため、水が多いと育つときにひょろーんとしてしまいます。水は控えめにし、日当たりの良いところの方が締まってかっこの良い株になります。また、水をあげすぎると蒸れの原因にもなり、根腐れしやすくなるので注意です。
ハオルチアは葉っぱには大量の水を含んでいるため、休眠期の冬には水はかなり控えめにしましょう。油断すると凍ります。なので、水の量は極端に減らしたほうが良いです。
植物体内の水分量が少なくなることで凍りにくい体になっていきますので、
水をたくさんあげるとその状態が解除されてしまって凍ってしまうことがあります。
なんだったら葉っぱがシワッシワになるまで水あげなくてもいいです。
また、硬葉系は体内に水が少なくなってきてもあまり表情を変えないので、
水やりのタイミングがつかみにくくもあります。
葉っぱに張りがなくなってきたりしわが出たあたりが水やりしても大丈夫です。
成長期にはここまで水を切らさない方が良いでしょう、生育に悪影響が出ます。
休眠期は上述している通りこれくらいまであげなくても大丈夫です。
休眠期は育てようとすると株の調子を崩しますので、「維持する」という気持ちで接してあげるとうまくいきますよ。
土について
乾燥に強く水が少なくても大丈夫、と言ってもある程度の保水力は必要ですのでバークチップのみ、ゼオライトのみのような極端な用土は避けたほうが良いと思います。
また、土の通気性も大事なので粘土質の土や粒子の細かい物を多用すると土の中で窒息してしまい根が腐ってしまいます。
それと、肥料入りの培養土は避けた方が良いでしょう。肥料のところでも書きますが、濃い肥料分は根焼けの原因になりますので肥料の入っていないものを選びましょう。
園芸店などで売っている多肉植物用の土を買えば間違いないです。
自分でブレンドしたい!という方は以下の分量を目安にすると良いと思います。
赤玉土(小粒)5:パーライト3:腐葉土2
ハンギングにする時は、軽量化のためピートモスやバーミキュライトやパーライトなどの軽い物を多めに入れると良いです。
土壌改良などに燻炭を入れる場合には、pH調整してあるものを使ってください。自家製だとアルカリ分が残っていて土壌がアルカリ性になります。
南アフリカの土壌は酸性であることが多いので、土壌がアルカリ性に傾くと根腐れしやすくなりますので、使う前には燻炭を水に一晩漬けておき良くすすいで乾かしてから使ってください。
肥料について
春から秋にかけて旺盛に成長しますので、月1回与えると、元気に育ってくれます。
夏と冬は肥料を与えない方が良いです。
この季節は休眠期なので夏は肥料が残ると腐敗の原因になり、冬は肥料を吸収せず残ったままになり、どちらも根を痛める可能性が高くなります。
基本的に多肉植物は肥料を多く必要としません、小食なのです。
なので、多量の肥料は根がすぐ傷みます。
植込みの時に入れる肥料や置き型の肥料は使わず、液体肥料がおすすめです。
多肉植物・サボテン用か観葉植物用のものを使うとよいです。
与えるときは既定の希釈倍率よりもさらに倍の薄さであげましょう。
例:規定濃度 1000倍希釈→2000倍希釈で与える。
肥料の関連資材で栄養剤というものがあります。肥料分は薄いものの、アミノ酸やビタミン、ミネラルなどを多量に含むので有機発酵系の栄養剤などは用法用量を守れば
効果は絶大でモリモリ育ってくれます。
たまーに、勢いがつきすぎて生殖成長である花が咲くということをせずに、
栄養成長である葉っぱを伸ばすことしかしなくなることもあります。
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増やし方
多肉植物の醍醐味、それは増やすこと。
ハオルチアもいろんな増やし方があります。自分に合った増やし方で多肉ライフを楽しみましょう。ハオルチアは手入れと併せて子株を増やして楽しむこともできますので色々試してくださいね。
葉挿し
なるべく大きくなった葉っぱを付け根からきれいに外します。途中で折れてしまっても運が良ければ根っこが出てきます。傷口が生だと雑菌が入り、溶けてしまうので、土に挿す前にしっかり乾かしましょう。
ハオルチアの葉挿しは発根まで3カ月以上かかることもあり、根っこが出てこなくても葉っぱがプリプリしているようであれば、まだ生きていますので気長に待ちましょう。
しおしおしてきたら諦めます(´・ω・`)
宝草錦の葉挿し成功の様子
株分け
これが一番安全かつ効率が良いと思います。
直径6㎝以上になってくると株元から子株を生やし始めます。瑠璃殿のようにランナーを生やし子株を少し遠くに生やすタイプのもいますので楽しいです。
子株が3cmくらいの大きさになったら根っこや親株を傷つけないように慎重に外し乾かしてから植えつけます。1カ月もすれば根が活着しますのですくすくと育ってくれるようになります。
軟葉系は成長が早いものが多く子株も良く作ってくれます。宝草、ゴールドラッシュ、ピリフェラ、京の舞あたりは非常に優秀です。万象や玉扇など軟葉系に属していても成長が遅いものは子株ができにくいです。
胴切り
大きく育った株の下葉1~2周分くらいの葉っぱを残し、葉っぱを傷つけないようにテグスなどで、中心にある茎を切り挿し穂と株元に分けます。挿し穂の方は切り口を良く乾かして土の上においておけば発根して復旧します。
株元の方はしばらくすると子株をたくさん出してくれるようになり、子株をふきにくい品種で親株と同じ性質の株を増やしたいときに有効です。残した葉っぱの枚数が多いほど子株のとれる数が多いと言われています。
が
ハオルチアは地下部にも大量にバイオマスを蓄えているので、葉っぱゼロでも子株が取れる場合があります。
もじゃさんとこのピリフェラ錦は子株を取りながらの植替え中にミスってバキッと折れてしまい根っこだけになってしまいましたが、最終的に子株が8株も取れましたw
そしてここから1か月後には子株が噴いてきました
ハオルチア超優秀。
じつは、根挿しという状態のようです。ハオルチアの増やし方の1つとして根伏せ、とか根挿しとか言われる技術です。
もう何でもありっすね。
余談ですが、錦のものの子株はいろんな斑の入り方をします。糊斑だったり、全く斑の入らないものだったり。それも一つの醍醐味なので楽しんでください。
交配
ロマンです。いうまでもなくロマンです。
ハオルチアは自家受粉はしませんが他花受粉しやすい性質があるため、クローン同士でない株があれば、花粉をテグスなど細いナイロン製の糸で採取し、他の株の雌しべに容易につけることができます。
午前中に行った方が良いとか、受粉させたらストローの切ったものを花にかぶせておけばよいとかいろんなテクニックがありますが、長くなりすぎるので割愛します。
受粉していれば莢ができ熟す頃には莢が開いてきますのでこぼれないうちに収穫して乾燥させてから播種すると良いです。
あと、しっかり交配元のラベリングはしておきましょう。もじゃさんはテキトーにラベリングしたから最終的に交配元が分からなくなった種子がいくつもあります。超反省。
もじゃさんのところでもオリジナル株がいくつかあるのですが、一つの莢から複数の模様や姿形のパターンが出てきましたのですっごい楽しいです!
この性質だけでも人気になるのが分かります。自分の好みの品種を作出したり、希少性の高い模様や形質に挑戦したり、名前も隙に付けられたり、考えただけでもワクワクします。
効率の良い受粉方法なんかも需要がありそうなので、もじゃさんは今シーズンは交配を頑張ってみようと思います。
耐寒性
条件にもよりますが、霜に当たらなければ-3度くらいまで耐えられました。水を控えるではなく断水し、地面から80㎝くらいある苗床に置いています。
一般的には0度まで耐えられ、5度を下回るようになったら保温対策を考えましょう。
それでもかなり強いので初心者にはおススメです。
日当たりについて
日当たりの良いに越したことはないですが、初夏~梅雨~真夏~初秋などの高温多湿の時期に直射日光が当たると葉焼けの原因になりますのでしっかり遮光しましょう。
原産地では岩の影などに群生することが多く、日当たりが多少悪くても大丈夫ではあります。日当たりが悪いところでは通常管理の水や肥料の量より少なく管理すると徒長しにくくなります。
ゴールドラッシュや京の舞、紫オブツーサなど紅葉する品種は夏の時期にしっかり日光浴ができていると寒くなった時にきれいに発色します。葉焼けに注意してチャレンジしてみてくださいね。
遮光する際は、ホームセンターやネットショップなどで遮光率50%~75%の遮光ネットが売ってますので管理するスペースに合わせて使ってください。
紫外線対策用というのもありますが、植物にとっては適度な紫外線は正常な形態形成に必要なものでもありますので紫外線対策のしてないものを使いましょう。
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ハオルチアの魅力でもあり、流通の別名クリスタルプラントの由来にもなった、透ける水晶のような葉先を存分に楽しむにはやっぱり明るいところがおすすめです。日当たりの良い出窓は日が指した時間にはキラキラして本当にきれいだと思います。
たっぷり日光の当たった株は色つや形もきれいになりますので、日陰でも大丈夫ですが出来るだけ明るい場所の方が良いですね。
ハオルチアの植替え方法
育つにつれて新しい葉や根っこがどんどん増えていき鉢が窮屈になっていきます。そのままにしていると普通は根っこが詰まってしまい生育に悪影響が出ます。
根詰まりの状態は根っこがパンパンで鉢の壁面に沿ってぐるぐる根を生やすサークリング現象が起きていて水の通り道がなくて、しっかり鉢の中が湿らずすぐに乾いてしまいます。
また、古い根っこがどんどん傷んでいき下葉が黄色く変色したり落ちていったりしますし、根腐れが非常に起きやすくなります。
ハオルチアだったら鉢の底から根っこが見えたり、鉢の縁に下葉が触りそうになったら植替えたほうが良いでしょう。
それでは植替えの手順です。
準備
植替えの前は水をあげないで土をパサパサに乾かしましょう。濡れていると根っこが傷つきやすいし、土が取りにくいのでしっかり乾かしてから行います。
1、土を優しく外していたんだ根っこや枯れた葉っぱを除去する。この時使うハサミやカッターは清潔なものを使う。ライターなどで炙ったり、次亜塩素酸ナトリウム溶液に付けたりして殺菌するものおすすめです。
2、植えたい高さにハオルチアを固定する
3、園芸用のスコップで土を周りから入れていく
4、株元まで土が入ったらトントンと鉢をふさぶっで土をなじませる
すっごいザッとなのですが、写真がなくなってしまったので新たに撮ってきたら、図解しながら詳しく書きますね。すみません。
ハオルチアに良くつく病害虫
特になし。ともじゃさんは思っています。他の多肉にカイガラムシが出ていてもハオルチアにはつきません。
ナメクジにもかじられたことありますけど、一口かじって諦めたようです。
一般的にはカイガラムシ、アブラムシの被害に遭いやすいようです。対策は以下の通りです。
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アブラムシ
肥料の上げすぎや、梅雨や秋雨など雨が長く続く時期、風通しが悪く蒸れてくると
大量発生しやすいです。大量に発生した挙句、樹液を吸いまくるので生育が悪くなりひどい場合は吸われている部分が枯れてしまいます。また、アブラムシを介してモザイクウイルスなどを感染させてくることもあるので放置はできません。
でんぷん糊スプレーや石鹸液、牛乳など物理的に駆除するものも効きやすいのですぐに対処しましょう。有効な農薬:オルトラン、ベニカスプレー、モスピランなど
アブラムシの分泌物はアリも寄せますが、スス病の原因になります。
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コナカイガラムシ
高温時に発生しやすいです。一度大量発生すると完全駆除が難しいため速やかな対応が必要です。
成虫になると体をワックス状の物質で覆うため農薬が効きにくく、
葉の付け根や茎の生え際など狭いところに隠れるためほんと厄介。まじで(怒
これはセンペルビウムの根元で増えてしまったカイガラムシ。掘り返さないと見つからないので、ここで増えたのが葉っぱで目撃されます。
だから、しっかり増えてから葉っぱに出てきているので見つけた時には手遅れ気味です。
残念です。
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さらに、分泌物がスス病を誘発するため殺虫剤だけで対処できなくなるので、要注意です。もじゃさん的害虫厄介度ランキングを付けるなら圧倒的一位ですね。
有効な農薬:マシン油、ベニカスプレー、スプラサイド、オルトラン、アクテリック、コルト、トランスフォームフロアブルなど
対処法は、まずは物理除去です。ブラシや布で徹底的に除去します。
卵が孵化するには約1週間かかり成虫になるまでに4週間かかります。
幼虫の間に農薬で駆除しなければならないので、毎週1回農薬散布をするのがベストです。既定の濃度の農薬を霧吹きなどに入れて植物全体に、特に葉っぱの裏や葉柄の付け根などは念入りに散布します。
また、既定の濃度よりも10倍薄い溶液を作り土全体にかける処理をするとより効果的です。農薬への耐性がつくのを避けるため、1回ごとに使う農薬を変えるとより効果的です。
例 マシン油→スプラサイド→アクテリック→マシン油→…
(かなり細かい話になりますが、作用機序の異なる農薬を順番に使うとなお良しです。)スス病は細菌性の病気なので、上記にあるような殺虫剤は効果がないので殺菌剤を使います。
100倍希釈くらいの木酢液も被害を抑える効果があります。
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ハオルチア知っトク情報
ハオルチアの雑学、もじゃさん的使い方、その他知っておくとちょっと楽しくなる情報を紹介しますね^^
味について
食べるのはお勧めしないです、はい。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
結果から申し上げますと、美味しくないです。そしておそらくシュウ酸カルシウムを多量に含んでいる可能性があります。だってしたがピリピリしたし。
シュウ酸カルシウムはトゲトゲした物質で最近では天然農薬としても注目を集めています。
食害に遭い難いのはこれのおかげだと思っています。ナメクジも食べるの諦めるくらいだし。
一応、南アフリカでは水分やミネラル補給として食べられている品種もあるようでサラダ葉という名で日本では流通しています。エグミが少なく食べやすいですが美味しくはないです。たぶんシュウ酸カルシウムも少な目。
このセクションを書いている最中に、錦とそうでないのものの味の違いが気になったので近日中にピリフェラとピリフェラ錦を食べて感想をアップしたいと思いますーヾ(*´∀`*)ノ
あ、嫁には内緒ねw
ハオルチアの水耕栽培について
インテリアとしても涼しげで飾るとお洒落ダダ上がりの水耕栽培の観葉植物。ハオルチアでもやりたいですよね。
ツイッターなんかでも写真がアップされていたりでやっている方も多いです。そして、その数よりもっと多く失敗している人がおります、はい。わたくしも過去に何度も失敗しています。
そんな水耕栽培のポイントは根っこの種類と水質管理です。
水耕栽培だから水あげないで良いねーと思っていると腐らせます。
水耕栽培だからこそこまめに水換えが必要です。
詳しいやり方ともじゃさんの実験の結果も載っていますので、園芸・ガーデニングの知識の一端として知っておいてくださいませ。
ハオルチアのアレンジ例
寄せ植えに中でもメインにしても良いしサブにしても良いし、個人的にはかなり使い勝手がよいと思っています。
ただ難点は株元が太いので植える際に固定がしづらい事とポコポコ増えるわけではないのであまりたくさん使えないことです。
乾燥耐性がバツグンに強いので多肉コルク、タニコルくん、多肉ゴーレムには最近よく使っています。
瑠璃殿錦のタニコルくんと宝草とラピスラズリの多肉ゴーレム
バークを土台にした寄せ植えにも映えますね。
こういったときに使うのは市販されている大きさのハオルチアでは大きすぎるので、子株のでき始めで1cm~2cmくらいのものが使いやすいです。
寄せ植えに添えても存在感があって良いですよね。これは京の舞を使っています。
もじゃさんのところではかなり大きくなった親株も販売していることがありますのでハオルチアを使った寄せ植えを作りたい場合には子株採取用としてお勧めですよ。
こんなのあります?とかブログ下部のLINE@からメッセージいただければ在庫調べてこんなんありますよーとご提案できます( ´∀`)b
ハオルチアの育て方 まとめ
いかがだったでしょうか?
ハオルチアを育てるときのポイントとしては
- しっかり乾いてから水をあげる
- 植替えるときに土に肥料は混ぜずに液肥で成長期に月一で与える。
- 休眠期は育てない。維持をする。
- 株分け、植替えをする時は切り口や根っこを乾かしてから植えると腐りにくい。
って感じです。
お部屋にグリーンを置きたいけどあまり大きいものを置けない人にも観葉植物代わりにもおすすめです。
お庭でガーデニングは日本では難しいかもしれませんが、岩とか流木とかセッティングしてプランターなどに群生させてみるのも楽しいと思います。
ハオルチアは敷居が高そうに思えますが、気軽に育てられる優秀な多肉さんです。ぜひ愛でてあげてください!
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