どうも、ハオルチア大好き人間 もじゃさんです。
色んな所で「佳きっ」と感じた植物を買ってきてはもじゃもじゃ生やしているわけですが、中にはしわっしわで届くものもあります。
この子
2月の末くらいに届いたのですが、葉っぱはしわしわで根もない状態。
ストレスカラーで赤みも帯びています。
(結構お高かったんですが・・・)
家の暖かいところでしばらく管理していましたが、やはり根を出す体力がないようなので水耕栽培に切り替えることにしました。
基部に根っこが出そうなところがあるけどこれ以上伸びなかったのです。
しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験 準備編
ということでまずしたこと。
既定の濃度で希釈した活力剤 ゲキ力に一晩浸しまして日中乾かす、そしてまた一晩浸しました。
自由水の状態でもいいのでとにかく体に水分を入れておくれ、という処置です。
ゲキ力は鶏糞や微生物菌、海藻エキス、カニ殻エキスなどが配合されている発酵性資材です。
肥料じゃないので肥料焼けすることもないのでいつでも使える優れもの。
私よく使っています。
ちなみに、一晩浸水処理には注意が必要です。
カラカラの時は浸透圧が高いから一気に水分が植物内に入って細胞がパーンと割れてしまうことがあることと、浸ける時間が長すぎると酸欠で腐ることと、水温高すぎても腐ることがあります。
何事も加減が必要です。様子見ながら行いましょう。
売っていなかったので水耕栽培器具を自作する
そして水耕栽培の容器を作ります。
ダイソーやセリアなどの100均で水耕栽培キットを売っているときもありましたが手元にないので
透明プラコップとペットボトルの口の部分で作ります。
ペットボトルには切れ込みを入れて蒸れ防止です。
水耕栽培が難しくなるところは器具と植物の設置しているところが蒸れてしまうも挙げられます。
なので、風の通り道を作って蒸れづらくなるようにしてみました。
ということで設置です。
しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験 1日目
培養土の上に置いておいた期間には一向に伸びてきませんでしたが、合計二晩の浸水処理で根っこを出す体力が戻ったようで頭が見えてきています。
基部をよく見ると丸いへこみがあります
拡大図↓
この丸いへこみは根っこが生えたけどダメになった跡地だと思われます。
右下には干からびた根が付いています。
なので、水耕栽培で根があまり力入れなくても水分を保持できるようにしてあげることで発根後の伸長を促してあげています。
上から見た図はこんな感じ
水につけていたものの吸ってぷくぷくにするほどの体力がないのでしわっしわです。
これでも少し回復したのよ。
それでは器具に戻ってもらいます。
さぁ、頑張って養生するんだぞ!
しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験 2日目
水耕栽培はいったん根が出始めるとすごいですね!
2㎜程度の長さになっています。
根を水につけらるようになったのでルーチェの登場です。
明るくなりすぎず丁度良い光量に調節できるし、ピンクの変な雰囲気にならなくてよいので好きです。
ルーチェを使った徒長を防ぐ実験と光の強さを測った実験の記事はこちら
お洒落な植物用LED 多肉植物が徒長しないか実験してみた!
植物用LEDライトの光を照度計を使って測ってみた
根から水を吸えるようになったので、丁度良い光を当てて吸水を促します。
CAM植物の多肉植物はあまり蒸散しないので、日ごろから水を吸う量が少ないです。
葉やけしたり疲れたりしない程度に補光して養生してもらいます。
頑張って養生しておくんなまし!
しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験3日目
もっと伸びた(・∀・)
そして見よ、乾燥ストレスで色素がたまって赤くなったボディから、緑色の健康ボディに!
初日
3日目
葉っぱもふっくらしてきました。
水耕栽培すげぇな。
LEDライトを使い始めたので水を換えました。温まると雑菌が繁殖しやすいのでこまめに換えましょう。
しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験4日目
どんどん水を吸ってふっくらしてきています。根も3本目が見えてきました。
しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験5日目
大きな変化はないけど、ちょっとずつ回復しているのが見て取れてうれしいヾ(*´∀`*)ノ
しわしわの斑入りアトミューを救う水耕栽培実験6~8日目
帰省中についてno data
もうちっとだけ続くんじゃ
しわしわのアトミュー錦を救う水耕栽培実験 前半のまとめ
輸入やヤフオクやフリマアプリなどで希少な品種の多肉植物を頑張って買うこともあるかと思います。
札束で殴り合って見事勝ち取ったお目当ての子がしわっしわだったら泣けてきますよね。
でも、しわしわなだけで枯れていなければ回復はできます!
形を整えるのは後にして、徒長しても良いから水耕栽培で回復させる、という手段をとって今回処置をしています。
水耕栽培を成功させるポイントは
- 植物と容器の接地面を蒸らさないこと
- 水はこまめに取り換えること
- 水耕栽培の水には肥料を入れないこと
かなと思います。
あと、注意点として無理やり水を吸わせている、ということです。
次の記事で明らかにしますが通常の状態と違っているということは知っておきましょう。
ということで、次の記事でどこまで回復したか、そしてそのあとどうなるのかを書いていきます。
お楽しみに!
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