ハオルチアの種まきをしてやり方の紹介した記事を書いたので、種をまいた後の様子も紹介していこうと思います。
わりとリアルタイムなので、随時更新していく、、、はずです。
ハオルチアの種まきのやり方はこちらの記事を参考にしてくださいね^^
もじゃさんのハオルチア実生観察日記
今年は交配をコソコソと行っておりましたので、種子が少し取れました。交配2代目が取れたのでテンションダダ上がりです。
ということで、あまり手をかけたくないもじゃさんは腰水で発芽させました。
環境は以下の通りです。
2号素焼き鉢にミズゴケを8分目くらいまでしっかり詰めます。ダイソーなどの百均で買ったタッパーに水を2cmくらい入れHB-101を一滴。液肥は入れません。最初は種の養分で発芽してもらいます。
先ほども書きましたら、低温処理も吸水処理もしていたいがっつり乾いた種子をぺたぺたと播きます。置くだけです。
嫌光性種子ですが部屋が暗いので特に気にしません。
発芽温度は10~30度、20度前後が具合が良いようです。今の時期ならまだいけますね。
てなわけで6月4日に播種しました。
6月4日:1日目
当然変化なし
6月8日:5日目
早ぇよ、阿寒湖×宝草錦が発芽しました、正確には発根。
ツイッターではアマビエっぽいとのお声をいただき銚子をこいたもじゃさんはハオビエなる謎の生き物を創り出しました。
↓ハオビエ様
6月9日:6日目
幼葉が出る。
一気にポケモンさが出てくる。またまた調子をこいてこんなものを作る
6月11日:8日目
実生2代目も発根する。
もじゃさんのオリジナル品種作出にまた一歩近づいたのでテンション上がる。
6月18日:15日目
でこんな感じ
葉っぱがにょーんと伸びすぎなのか?そろそろもう一段階光量を上げようかな。
実生二代目の方にもしっかり幼葉が生えてきた
まだデスクでニヤニヤしたかったので、置きっぱなし。
6月21日:18日目
あー
倒れてる(´・ω・`)
そうですね、徒長させすぎてひょろひょろだったので侍従に耐え切れず根元から折れました。デスクでニヤニヤしたかった想いが強すぎたことが招いた悲劇です。
腰水をやめて日当たりの良いところに移しました。(6月21日の時点)
玄関の目隠しを張ったガラス戸越し。そういえばこれは紫外線と赤外線をカットするやつだった(;´Д`)
移動させねば!(気が付いたのが6月28日w)
6月28日:25日目
色々カットしているガラス戸越しで1週間。
とは言え、光量も上がって自然光なので少ししっかりしてきたでしょうか。
頑張れお前ら!
7月6日:33日目
なんじゃかんじゃで移動させるのが面倒くさく、そのままでも意外と育つので置きっぱなし。
ようやく2枚目の葉っぱが出ました。
後ろの爪楊枝がかびているので分かるように、梅雨時期のかび方は結構早いです。
だもんで、水遣りの間隔は水苔が固ーく絞った布巾程度になったら鉢の底から高さ1cmくらいになるように水を入れます。
7月18日:45日目
薄曇りだと外の日差しは照度計で測ると60,000ルクスから70,000ルクスで、すりガラス越しだと20,000ルクス前後なので割と丁度良い明るさなのではないでしょうか?
葉っぱの充実の仕方が良くなってまいりました。
あと、月に一度の液肥等を上げたら苔むした。
これはしょうがない(´・ω・`)
あまりやりすぎると苔でドロドロになりハオルチアが腐ってしまうので、一旦しっかり乾かす必要がありますのでしばらくお水はあげません。
あと、一枚目の写真の生育が若干遅くて葉っぱが黄緑なんだけど、斑入りを期待してもいいんだよね!?
君はできる子なんだよね!
期待しているよ!めっちゃ期待しているよ!
7月25日:52日目
一週間でも大きくなっているのが分かるのが面白いっすね。
阿寒湖×宝草錦は葉っぱ三枚目がちょこんと顔を出しました。
2代目実生は成長がすっげえ遅い。
後、乾くのが遅いのは、まぁしょうがない。
7月29日:56日目
苔むしているのと湿気っているのと隠れ家がいっぱいあるのと、いとしさと切なさと心強さとでコバエが無限湧きし出したので、烈火のごとく処理です。
農薬で処理もしたいんだけど、あまりがっつりやると幼い苗が弱って枯れてしまうこともあるので、あまり強いのは使えません。
コバエ程度ならピレスロイド系の殺虫剤で容易に駆除が可能なので、家用の殺虫剤スプレーを噴霧。鉢底からわさっと出てくるのでもじゃさん憤怒。
水苔の中にもウジがいるだろうから、水やりしたくないけど、水苔全体が軽く湿る量の水に殺虫剤を混ぜて、ついでに殺菌もしておこうとワサビとショウガを混ぜて潅注です。
嫁氏にはここがコバエの発生源になっていることを気取られてはいけません。ブログに書いちゃっているけど、この後コバエがいなくなったので駆除成功です。
卵パック育苗について
卵パックの再利用方法の一環として、ミニ温室のようにして「寒い時期でも」種まきができますよ、という育成方法をハオルチアの種子で試したことがあります。
インターネット上でも管理が簡単で良いですよ、とおすすめされていることも多いですが、んなこたねぇです。
もじゃさんしっかり失敗してます。
たしかに、小さく区切られているので複数種子をまくには良いですし、空気穴をあけてドーム状で良い感じに温室効果が得られるので保温効果もありました。
霧吹きで水やりと湿度管理も容易です☆とのことなんですが、結構気を使うしうっかりしているとざばっとジョウロとかで水やると種子がどっかに流れて行っちゃいます。
寒い時期の晴れた日中は温度上がってよいですが、夜間の保温効果を過信すると低温障害・凍害起こしますし、空気がこもりやすいのでカビにも気を付けなければいけません。
水差しやグラスで水やりをしたら土が動いて種子が流されていっちゃったり、そこそこ温度のある時期だったので高温になりすぎてダメになったりもしています(´・ω・`)
多肉植物の育て方のスタイルでは、特性を踏まえていれば省スペースでプチ温室を作れるので有用な手段だと思いますので気になる方は試してみてくださいね。
ハオルチアの幼苗期の徒長について
もじゃさん的にはアリだと思っています。
どうせ初期の頃の葉っぱは大きくなった時の形にほとんど影響しないから、小さいうちは徒長でも何でもいいから表面積大きくして光合成で獲得できる資源を増やすべき、と思っています。
めっちゃ徒長させたもんねwこれ↓
75日目まで育てた画像で見ると、初期の葉っぱは細いけどそのあとに出てきているのは太いんで問題ないって感じです。
ハオルチア種まきから実生誕生の観察日記 まとめ
実生の難しいところは発芽から本葉が出始めるまでの、よわっちょろい期間をどう過ごすか、にかかっていると思います。
ハオルチアは高温多湿に弱いので夏休眠状態になりますので、よわっちょろい期間が夏に被らないようにした方が、俄然やりやすいです。
発芽最低温度が10度あればよいので春先に初めて初夏までにある程度育てておくと良い流れに乗れるはずです。
もじゃさんみたいに梅雨の走りに始めるとよわっちょろい期間をかなりこまめに手入れしてあげないとダメにしてしまう確率が高くなります。
原産地の気候の流れと日本の気候の流れをよく見て播種計画を立てる、ということも大事ですよ(`・ω・´)
もじゃさんのハオルチアの種まきから実生を育てるとこまでの観察日記が役に立てば幸いです。
何か分からないことや聞きたいことがありましたらLINE@に登録してこっそり聞いてみてくださいね^^
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