クリスタルプラントを食べるですって?
以前購入したサラダ葉、食えるらしいのです。
ラベルには「アフリカ動物食用多肉」という謎フレーズ。
アフリカの方々は水分とミネラル補給に食べるらしいです。
じゃあ、食ってみようっ
お品書き
上段
左から
宝草、ピリフェラ、ゴールドラッシュ、玉扇
下段
バディア×コレクタ交配種、サラダ葉、※1グラパーリーフ、※2朧月
※1グラパーリーフは食べられる多肉植物として流通しており、リンゴのような味がしミネラル、アミノ酸豊富で健康食品として巷でブームである。
※2朧月はグラパーリーフの品種改良元の品種、なら食えるだろうという謎理論
実食っ
(′~‵)モシャモシャ
びやぁぁぁぁぁぁぁぁつ、、、
まずいいいいぃぃぃぃぃ!!
えぐいし、青臭いし、
なんかこうっ、舌がしびれる感じ
というかしびれてる
ヤバイ、クリスタルプラント、ヤバイ。
いや、ヤバイじゃなくてヤヴァイ
それくらいマズイ。・゚・(ノд`)・゚・。
誰だっ、食べられるって言ったやつ!出て来い、ふざけんな!
てか、食べると決めた俺、ふざけんな!
と、言うようなネタになるかなーと思っていたのですが
想像以上に無味。
ということで、食べた感想
シャキシャキした食感とびみょーーーなエグみと塩味。
品種によってはぬるっとする。
食べながら書いたレポをそのまま転載
宝草 うすーい塩味、粉っぽい?と思ったらピリピリしてきた。
ゴールドラッシュ 無味、シャキシャキ食感は良い、ピリピリあり。
ピリフェラ 無味、ヌルッとした。
玉扇 野菜のエグミあり。硬い。てっぺんのとこのスジが残る
バディア×コレクタ交配種 ちょっと酸味あり
サラダ菜 ヌルッと感あり。ピリピリあり
グラパーリーフ ほぼ無味、微妙な酸味、エグミなし
朧月 ほぼ無味、微妙なエグミあり
以上です。
あまりにも味がなさ過ぎてコメントししづらく、とっても雑です。
それくらい、がっかり。
皆様も、クリスタルプラントを食べる際は
予想以上に何もないのでご注意ください。
じーざす(´・ω・`)
リクエストがあったので食べてみた 2020年2月
Twitterやフェイスブック、Instagramにこの写真をアップしたところ
「美味しそう」という、嬉しいお言葉を頂戴しましたので、
これは食べて感想をお伝えしなければ!
という謎の使命感にかられ速攻で食べてきました(`・ω・´)
今回のお品書き
左から、パルバ、ピリフェラ錦、ピリフェラ、紫オブツーサです。
そして、今回より正確な味をお伝えするためにお口直し用の炭酸水をご用意いたしました。
準備は完璧です。
それでは食べた感想いってみましょう!
紫オブツーサ
薄い塩味がチャームポイント、中のプルプル部分にエグミは少ないが表皮にざらざわチクチク物質があるとのタンニンの様な渋みあり。
ピリフェラ
前回のレポ同様かと思いきや、オブツーサよりは薄いが塩味があり、生の水菜のようなちょっとの苦味あり。
ピリフェラ錦
葉の大きさ由来かぬめりがすごい。味は無味。エグミもなし。紫オブツーサやピリフェラにも葉をちぎった時にぬめりはあったが食べた時に口の中でもぬめりを感じたのは錦だけ。
パルバ
意外にも美味い。表皮が固く厚いので結構苦いだろうなと覚悟していたが、むしろその厚い表皮がシャリシャリした食感でむしろナイス。例えるならリンゴの皮を食べているような感じでノスタルジックにも浸れる優れもの。もじゃさんのおやつ候補。
ということで以上が今回のハオルチアを食べてみたの結果になりますヾ(*´∀`*)ノ
ピリフェラとオブツーサに含まれていたぬめりは保水力を高めるためのトレハロースとかムコ多糖なんじゃないかなと考えています。
クリスタルプラントのピリピリ成分ってなに?
食べてみたところ、複数の品種でピリピリする感じがありました。
クリスタルプラントもといハオルチアはアロエの仲間なのである程度の苦味を予想していましたが、ピリピリ感は予想外でした。
花の形がアロエよりはユリに近い形をしていますのでその辺から成分に当たりを付けてみようと思います。
アロエとかユリに入っている危ない成分
ユリ科全般
→アルカロイド…そのほとんどは苦味を有している。作用は様々。
ユリ科のグロリオサやイヌサフラン
→コルヒチン…痛風の治療薬。中毒症状はヒ素中毒に類似する。服用後2–5時間で口腔・咽頭灼熱感、発熱、嘔吐、下痢、背部疼痛、腎不全などの症状が発現する。呼吸不全により死亡することもある。解毒剤はない。致死量は種子の場合、数グラムである。
アロエ
→バルバロイン(アロイン)…下剤効果により便秘に効果がある。ただし、体質によっては胃炎を起こす場合があることや、継続摂取による大腸の色素沈着を起こすことがあることなども報告されている。
そして、このURLに気になる一文が
南極以外のすべての大陸に自生するオランダカイウ属の花の総称であるが、一般的には「カラー」として知られ、その独特の花の形が人気である。英語圏ではカラー・リリー(ユリ)と呼ばれるが、ユリ科ではなく、ユリに似てもいない。(訳注:サトイモ科である。)
この植物を食べると、含まれているシュウ酸カルシウム(結晶が針の山のようになる)のせいで大変なことになる。ほんのちょっとの量を飲むこむだけで喉が焼け付くように痛むので注意が必要だ。
ほんのちょっとの量を飲むこむだけで喉が焼け付くように痛むので注意が必要だ。
きれいな花には殺傷力。人を死に至らしめるほどの猛毒を持つ10の花
(参考URL http://karapaia.com/archives/52167519.html)
oh…(´・ω・`)
シュウ酸カルシウムが一番近いかなー(遠い目
少量とはいえ食してみて激烈な症状が出ないところを見ると
含有量は少ないと思われます。
が、あぶねぇことには変わりありません。
クリスタルプラントの原産地から考えてみる
南アフリカのケープ地方に生息し岩の間などに群生していることが多い。
かなり明るいところを好む。
要するにあっつい乾燥地域
となると、当然そこに生きる者たちは水分を欲するわけで、多肉質のクリスタルプラントさんは格好の餌食になります。
群生しているとなると、それはもう水分を欲する者たちにしてみたら
プチオアシスと言っても過言ではないです。
クリスタルプラントたちはよくある多肉植物とは異なり生育速度が非常に遅く
個体数を増やす能力はあまり高くありません。
↓こいつらはポコポコ増える
クリスタルプラントは食われたら致命傷です。
砂漠でのクリスタルプラントの生存戦略
ならばどうしよう。
そうです、毒です。
必然の選択のように思います。
これは仮説ですが、
繁殖力が弱いから食べられるわけにはいかないので毒を持つ。
食べたらどうなるか分かってんだろうなゴルァ!
という姿勢を示すことで動物から食べられにくくなります。
なので、確定ではないですがクリスタルプラントは上記の成分、
特にシュウ酸カルシウムが入っている可能性が高いと思います。
結論
ここまで検証や仮説を立ててみて出た答え
食べない方がいいです(当たり前
クリスタルプラントは見て触って大きくして楽しみましょう。
ハオルチアは丈夫で多肉植物初心者にもお勧めですよ!育て方は下記のリンクをご覧くださいね^^
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