こんにちは、花屋さんで買った切花や、いただいた花束などを
出来るだけ長く持たせたいですよね。
お花を取り扱う仕事をしていると
よく聞かれることなのですが
「切花を長持ちさせるにはどうしたらいい??」
「お手入れはどうしたらいい??」
せっかく綺麗なお花を戴いたのだから
長く楽しみたいですよね^^
切花のお手入れ方法の初級編です
1、花瓶に生ける前に茎を切る
たっぷりの水の中で、茎を斜めにカットします
カットするのは、断面を広くすることで水の吸収をしやすくするためです
汚れた花瓶だと、すぐにバクテリアが繁殖しお花がダメになってしまいます。
毎日が理想ですが、そうはいかないのが現実。
3日に一回は花瓶を洗って
茎先から1センチ程度の位置で切り戻し(茎を新たに水切りすること)、
新しい水に生けてあげてください
新しい水に生けてあげてください
お花の切り口の細胞が傷んで、内容物が水の中に溶けだします。
これらが雑菌のエサになり、水が濁ったり変なにおいの原因にもなります。
これらが雑菌のエサになり、水が濁ったり変なにおいの原因にもなります。
雑菌が茎の維管束に入り込むと、目詰まりを起こして
あっという間に萎れてしまうなんてこともありますので
花瓶とお花の切り口はいつも清潔に保つと
お花も喜んでくれますよ♪
あっという間に萎れてしまうなんてこともありますので
花瓶とお花の切り口はいつも清潔に保つと
お花も喜んでくれますよ♪
4、直射日光の当たらない、涼しい場所に飾る
「お花って太陽浴びて育つから、おひさまのあたる場所がいいんじゃないの??」
ザ・間違いです。
日当たりのいい場所は暑くなりやすくバクテリアが増殖する原因となります。
また、日光が当たると光合成する仕組みになっていますが、
根っこからの栄養と物資の供給がストップしていますからちゃんと光合成ができず
エネルギーの浪費になり寿命を縮めます。
根っこからの栄養と物資の供給がストップしていますからちゃんと光合成ができず
エネルギーの浪費になり寿命を縮めます。
切花は茎などに溜めてあるエネルギーでお花を持たせています。
なるべく涼しく日差しの強くない省エネで行けるようなところで飾ると良いですよ^^
なるべく涼しく日差しの強くない省エネで行けるようなところで飾ると良いですよ^^
だからといって冷房の風が直接当たる場所もだめですよ~
冷房の風はとても乾燥しています。
直接当たると、水分が飛んで行ってしまいこれもまた寿命を縮める原因になります。
直接当たると、水分が飛んで行ってしまいこれもまた寿命を縮める原因になります。
玄関など、日に当たらず涼しい場所がオススメです
細かいコツは沢山ありますが
それはまた別の機会にご紹介します(*´▽`*)
お花も生きています
放置されるより
気にかけてお世話をしてあげると
蕾も喜んで綺麗に咲いてくれますよ♪