まいどどうも、多肉に愛された肉を愛する男もじゃさんです。
オトンナ・ヘレーってすっごい珍妙な形してますよね。
これ

一目ぼれしてうっかり(真夏に)買っちゃったんですけど、塊根植物ってあんまり育てたことないのよね。
しかもさ、オトンナ・ヘレーって夏休眠してるのよ。
そのままにしておくわけにもいかないし、植えても外に出せないからどうしたもんかねーってことで、
仕事部屋はまぁ日中クーラーついているしイケるだろうってことで発根管理をしてみることにしました。
とはいえ、休眠しているからジャバジャバ水あげるわけにいかないし、ちょろちょろ湿らすのも面倒くさいな、でいったん前実験してみることにしました。
前実験はこちら↓
で、前実験の結果が素焼き鉢の下半分くらいがうっすら湿るようにできて良好だったので、いざ発根管理です。
その前に、オトンナ・ヘレーとはどんな植物?
オトンナ・ヘレー(Othonna herrei)は、南アフリカの北ケープ州・リヒタースフェルト周辺に自生するキク科オトンナ属の多肉植物です。日本では冬型の塊根植物(コーデックス)として流通していて、「蛮鬼塔(ばんきとう)」と呼ばれることもあります。
何といっても特徴的なのが、このゴツゴツした珍妙な姿。さっきもでてきたこいつ。

太い幹のような茎には、古い葉の付け根がコブ状に残って独特の凹凸ができ、その先から多肉質の葉を出します。成長すると高さ30cmほどになり、黄色いキクのような花を咲かせます。
自生地では岩だらけの乾燥した斜面や、岩の隙間などに生えています。乾燥に耐えるため茎に水分を蓄え、暑い夏になると葉を落として休眠するという生態を持っています。
日本では秋から春に育って、夏はお休み
オトンナ・ヘレーはいわゆる冬型で、日本で育てる場合も基本的には涼しくなってくる秋から動き始め、秋~春に生育し、暑くなると葉を落として夏休みに入ります。
生育期は土が乾いたら水を与えますが、夏の休眠期は水をかなり控えるのが基本です。南アフリカ国立生物多様性研究所(SANBI)でも、夏は休眠させて水やりを止め、秋になったら徐々に再開する管理が紹介されています。
つまり、今回もじゃさんのとこに届いた8月上旬はよりによって真夏。
しかも届いたのは根っこがまったくない株です。
でも完全に乾いた状態で置いておくだけじゃ発根管理にならんよね。
というわけで、株元は濡らさず、土の下の方だけほんのり湿らせられないか? と思ったのよ。
そこで試してみたのが、前回実験した素焼き鉢+アクアセルというわけです。
参考:South African National Biodiversity Institute(SANBI)「Othonna herrei」、Royal Botanic Gardens, Kew「Plants of the World Online」
発根管理の概要

株が到着したのは8月6日で根っこは全くない状態でした。そのまま植えるのはアレだったので↑の実験を行って結果が出たら植えようって感じにしました。
その間何もせず、開封した箱の中に入れっぱなし。すまんな。
で、2.5寸の素焼き鉢に鉢底ネットを敷き、オトンナ・ヘレーの地下部と思しきところを鉢の真ん中よりもちょっと上くらいの高さに固定して、赤玉土を鉢の縁から1cmくらいまで入れました。
ダイソーで買ったA4書類用のプラトレーにアクアセル(高さ10mm × 奥行220mm × 幅300mm)を入れ、アクアセルの上端よりちょっと下まで水を入れなじませます。
株の植わった素焼き鉢をアクアセルの上に乗せて放置です。
場所は出窓から2mくらい離れたテーブルの上です。エアコンは直接当たらないけどよく冷えます。
これが8月11日のことです。
部屋はだいたい9時半くらいから設定温度28度で冷房を付けて21時くらいに切ります。
厳密には管理してないのであしからず。
オトンナ・ヘレー発根管理の経過観察
水の追加に関しては、アクアセルを指で押しても湿り気を感じなくなるくらいに、初期値と同じくらいの水を足しました。私の記憶が確かなら2回です。
ちなみに水は汲みたて新鮮!水道水です。
ということで、見た目がほぼ石なのでしばらく変化はありませんでしたが、8月19日に動きがありました!
先端が緑色になって新葉と蕾っぽいものが出てきました。
超うれしいよね。

↓次の日には他のも緑色っぽくなったり、新葉が出てきたり動き出しました。


8月28日、最初に蕾を出した株の蕾がかなり大きくなってきました。蕾の様子も珍妙です。さすが。

22日後、10株中7株で発根を確認!
発根確認をしたのが9月2日で、10株あって7株は発根してました。
発根していない3株は腐っているというわけではなく、まだ本気出してないって感じです。

発根を確認して植え替えた後の写真。花が咲きましたの。オトンナというだけあって、ルビーネックレスとかと同じような花の形です。こんなに珍妙なのにね。

とまぁ、比較対象区がないのでアクアセル使うとより良い結果が出るよとは言えないけど、
こんな感じで今のところ一つも腐らず発根管理は大成功という形で幕を閉じました。
後は植え替えたやつらが根痛みせずにすくすく育ってくれることを願っています。
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