4月は卯月。卯の花が咲く時期として名づけられたという説が有力だそうです。
他にも、生まれるを意味する「産」や初めてを意味する「初(うい)」からきているとする説もあります。
どちらにしろ、新しい命の息吹く時期としての意味がありますね^^
そんな新年度・新学期のはじまりである、4月の誕生花を日にち順にまとめてみました♪
もじゃさんの選ぶ 4月の誕生花 お気に入りランキング
第3位
桜(サクラ)
4月1日の誕生花、春を象徴するお花。これがないと春が来たとは言えないぜ。ということで第3位。
バラ科モモ亜科スモモ属(サクラ属)の落葉樹です、分類を見ていると美味しそうですね。
花言葉は「精神的美しさ」
実際、桜の花びらは塩漬けして食用として流通しています。
桜の葉も柏餅に巻かれていたりして、食べるとちょっと独特の香りがします。
桜の花びらと葉っぱの独特な香りは、生ではあまり強くなく塩漬けにすることで蓄積されていた糖分が分解され「クマリン」という植物芳香族の一種が生成されます。クマリンは血行やリンパの流れを整えると言われています。
しかし、肝臓への毒性もあるので大量摂取は要注意です。
第2位
鬼芥子(オニゲシ:オリエンタルポピー)
4月25日の誕生花。芥子と言えばヒナゲシでアグネス・チャンですが、残念、鬼芥子です。
花言葉は「繁栄」
芥子と言えば、アヘンです。ケシの実を傷つけ採取される乳液に含まれるアルカロイド類を濃縮精製して作られます。
特にモルヒネを多く含むのが特徴で重要な医薬品でもあり麻薬取締法で規制される化合物でもあります。
安心してください、園芸種の鬼芥子には取り締まられるような成分は含まれていないので一般に流通しています。
似た名前のハカマオニゲシは栽培禁止種として登録されていますので、流通していませんが見つけたらお住まいの自治体に連絡しましょう。
一見しただけではオニゲシとハカマオニゲシの見分けはつきづらいですが、見分け方としては
- ・実に生えているが寝ているものがハカマオニゲシ、ぴんぴん立っているのがオニゲシ
- ・実の付け根にある額の枚数が5枚以上がハカマオニゲシ、5枚以下がオニゲシ
- ・茎につく葉の枚数が6枚以上がハカマオニゲシ、少ないものがオニゲシ
ぶっちゃけ見分けつけるのは困難です。
ちなみに、芥子全般の実から出る乳液には催眠効果があるとされ、
お湯に溶かして子供の寝かしつけに用いてたいという説もあります。
オニゲシ自体は名前の割には可愛い花で、ギャップが半端ねぇっす。
第1位
グロリオサ
英名がGlory Lily(栄光のユリ)あるいはFlame Lily(炎のユリ)と呼ばれる厨二病の私、歓喜!
花言葉は「栄光」
名前からかっこよすぎです。
焔が逆巻くような見た目もナイスです。
さらにさらに、ユリ科なので球根には毒が特に多く含まれます。見た目良し、名前良し、毒性良しの三拍子です!
全草に含まれるアルカロイド類はコルヒチンを含有し、 摂取すると喉や爛れるように熱く感じる、発熱や嘔吐、下痢などを発症し、臓器が機能不全に陥り死亡することもある。 コルヒチンの致死量は 0.8mg/kgなので成人男性60kgとすると48㎎となります。
地上部が枯れると塊根だけになり見た目がヤマイモに似ていることから誤食での食中毒例が多数報告されています。
厚生労働省の自然毒のリスクプロファイルにも掲載されており、その頻度の多さがうかがえます。
参考URL → 厚生労働省-自然毒のリスクプロファイル:高等植物:グロリオサ
山芋とちがい、グロリオサの塊根には粘り気がありません。食べる前に気が付きましょう。
以上がもじゃさんが独断と偏見で選んだ4月の誕生花ランキングです。
参考になったらSNSなどでシェアしても良いぞw
コメントを書く